眉を整えるこころみ

友達二人と軽すぎるノリで始めたブログなのに緊張して投稿してる。

 

ご時世で実家に帰れず暇を極めた正月に、はじめて眉毛サロンに行った。眉毛サロンはピンキリらしく、キラキラな姉さんに相談して、初めて行くのに後悔しない値段と、いくつか店舗のある店にした。

 

美容室のような椅子に座り、理想の眉の形や印象を聞かれ、それに沿ってスタッフさんが仕上げてくれる。その時に、自分の眉の特徴や、メイクの仕方、メイクで選ぶとよい色、禿げてるところ等も教えてくれる。初回は、メイクのポイントをまとめたシートがもらえてかなり良かった。   

 

次は1ヶ月後を目安に予約する。個人的には1ヶ月定期で予約するより、眉が荒れてきた時や、このあとデートとか、明日結婚式だとか、そういう行事の前に利用しようと思う。  

 

初回は30分程度、2回目以降は15分程度とかなり短時間で終わる。

 

化粧知識のない私でも何とかなったので、ハードルは下げていいと思う。私はお手入れが上手にできなくて今も通っているけど、お化粧をよく知っていて上手な人は、初回で大体のことを学んでもうサロン卒業できるんじゃないかな。 

 

私が行ったお店は普段の眉メイクをして来店すると、その場でアドバイスをくれる。ので、disが怖い時は何もせずに行く。

 

 

化粧品弱者の私はまず使う道具から教わった。眉マスカラって何をするための道具ですか?と聴いたら、スタッフさんにスゴイ顔をされた。眉に関して、普段考えた事もない内容や角度の質問がされるので、頑張って答えても8割くらい質問の答えになってないんじゃないか?と思いながら会話が続く。

 

行く度に担当者さんは代わるけど、私の化粧知識のダメっぷりが申し送られているのか、2回目からはフフフッて優しく笑ってくれるようになった。清々しいほどに知識がないのが面白いんだと思う。フフフッてされた時は、あ今ヤバい次元の質問しちゃったんだ、と思うことにしてる。

 

3ヶ月サボって行かなかった時は、1人で頑張ってたんだねッて褒めてもらった。別に頑張ってたわけじゃない。むしろ眉のことなんて気にもできないくらい忙しい3ヶ月だった。

そのあと新しい眉ハゲも発見され、確かに1人で頑張りすぎてたかもですね〜と意味深に言ったらフフフっとされた。しまった困らせた、眉を超えた話題はご法度や、と反省してたら、スタッフさん「わたしも最近できたんです」と思いがけずサロンの秘密を知ってしまった。

 

以上です。ありがとうございました。 

 

 

 

ニシキヘビを探すこころみ

横浜市でアミメニシキヘビが逃げたらしい。

ほとんどの人がアミメニシキヘビを探したことなんてないし、私もやっぱ手当たり次第に探し回ると思う。

 

私が小学低学年の時、姉のクラスでハムスター(ハムの助)を飼ってた。土日に当番制で自宅で飼育することになっていて、ハムの助当番が我が家に来た時、私はハムスターに興味津々だった。

 

触ったり遊んだりしてテキトーに飼育カゴをしめて夕飯食ってたら、夕飯の間にハムの助が逃げていた。家の人は血眼で家中探していたけど、逃したであろう犯人の私はポカンとしていた。状況理解が悪かったのと、よもやよもやで。

 

だんだん事の重大さが分かってきた時には、もうフロアの捜索が終わって諦めモードだった。そしたら当時中学生で反抗期の、生物学が得意な兄が2階から降りてきて、ネズミはな、暗くて狭い所なんだよ、とキレ気味に言って。重なってた竹製の籠をはずしたら、そこにいたの、ハムの助。

 

 

今回ニシキヘビを無事見つけ出した白輪さんの、見つけた後の、あのかっけー感じが、あの時の兄に重なって見えた。

 

やっぱ北風より太陽だよなーと思って。

白輪さんのTwitter見にいったら、例の件について「野外の大捜索があってこそ、野外にいる可能性が無くせたんだよ」的なこと書いてあって。カッコよすぎて、もはやありがとう。と思った。

 

北風と太陽の童話でも、知的に着実に旅人のアウター脱がせる太陽やっぱかっけー。てなる。でもたまたま旅人がそういうタイプだったのかもしれないし、北風を馬鹿にしてはイカンなと思った。北風が吹いたら、あー風が気持ちええっつって革ジャン脱ぐタイプのやつもいるでしょ。

 

持つべきは、一緒にニシキヘビを探してくれる多様な仲間、ネットワークなのだな、と思った。ついでに言うと正直に自白した飼い主の心の強さも。

日々、人と自分を大事にいこう。俺たちにとってのニシキヘビが、いつ逃げるかなんて分からないのだから…。

 

以上です。ありがとうございました。

多汗症を治すこころみ

小さい頃から手足、腋窩(脇のこと)の多汗症でテストやプリントが汗で濡れたりする。手を繋げずスキンシップで気をつかう。制汗剤をプレゼントされたときはさすがに引きこもった。こんな多汗あるあるは置いといて

 

今までやってきた治療は

▶外用療法、塩化アルミニウム

▷プロバンサイン錠

▷イオントフォレーシス

▷ミラドライ

 

今回は塩化アルミニウムの話。塩化アルミニウムは汗を出す管を閉塞させて汗を減らす。保険適応外。私は病院2つ行ってどちらも¥3000以内。処方されるのが何%の塩化アルミニウムかは病院で違うよう。

 

治療法は以下。私は中〜重程度の多汗症なのできちんとやらねばだった。

寝る前に手に綿手袋をする

綿手袋に外用液を多めに含ませる

(塗るタイプも処方されたのでそれも手足に塗った)

さらに上からプラスチック手袋で覆い朝まで密封

朝に水で洗い流す。

 

足も同様。綿手袋の代わりはガーゼで、プラスチック手袋の代わりはラップとか。腋窩は直接塗っていいらしい。イメージできないかもですが検索すればHPで病院がわかりやすく写真つきで解説してるよ。

 

効果は徐々にで、すぐの人もいれば長くかかる人もいるらしい。外用も最初は毎日で、様子を見て頻度を減らす。汗で困らなくなれば終了なんだって。あと経験者としてアドバイスすると、液がシーツや服につくと変色することがあるから3軍くらいの服で寝るのオススメ。

 

 

続けると手足は効果はあった。今まで汗を通して物を触っていたので、物を触るときに自分の手じゃない感覚に慣れるまで時間かかる。あと指先が荒れた。キツかったのは時々汗管が開いて針がプスプス刺さるような痛みがあったこと。腋窩は効果を感じず。

 

治療を中断している理由は、寝る前の手間がすごかった。翌朝手袋や靴下が全部外れてることが多々。なにより睡眠の質。両手足にビニールして寝るってやっぱりよく眠れなかった。でもこれは私の感想で、うまくやれてる人はいっぱい居ると思う。

 

 

色々言っても効果はあった。やってみる価値はあると思う。多汗症治療の中では安い方だし、最初にやってみるのもいいかも。もし効果がなくてもめげないで。よかった治療は他にもあるし、私もだから。湿った手を取り合って一緒にがんばろう。

 

そんな感じで多汗症の戦いはつづく。他の治療も気が向いたら書きます。先に言うと今も治療中で、リアルタイムで戦っており「100日後に治る多汗症」とかじゃあない。

 

以上です、ありがとうございました。

モノを捨てるこころみ

 

引越しのたびに荷物が棚1つ分減る。わたしは家電や人から頂いたプレゼント、手紙以外は、引くほど感覚的に捨ててしまう。明日何かで突然死んだとき、残った人が処分に困るような物は全部捨てた方がいいと思ってた時期もあった。たくさん捨てちゃう「捨て士」として捨てる物について考えてみた。

 

引越しや来客は片付けのチャンス。手っ取り早く捨てるなら

○安価な消耗品

○1年間理由もなく日の目をみなかった物

○使う見込みなし・新しく買う見込みありな物。

ただ、買う見込みがある物を、今捨てるかどうかは、費用と要相談。

 

偉そうに書いたけど、「捨て士」は捨てることを誇ってはダメだと思う。私ほどの「捨て士」になると、物を買う時点で気づけばもう、捨てるときに分解できるか、何ゴミに分類されるかを考えている。物への思いが強いとそれだけ捨てる時つらいので、そうならないようにまず物への期待をめちゃ下げる。責任や葛藤を背負う覚悟ができないのが「捨て士」たる所以だと思う。ある程度捨てるか悩めることは健康なこと。そういう点で「捨て士」は捨てられることを誇れない。

 

…ってバスの中で後輩に話したら「捨てるモンは分かっても、行動に移せないんすよ」つって全然響いてなくてウケた。

以上です、ありがとうございました。